Riprap定番のフォーマルスーツです。
別名ハンドクラフテッドスーツ。
通常は分業される裁断、縫製などの仕事を一人の職人が責任を持って行なっているためこう呼んでいます。(丸縫いと呼ばれる手法です)。
吊るし(既製品)のスーツでありながら職人技が光る手縫い箇所が、要所要所に盛り込まれています。

ダブルのスーツですがよくある野暮ったいワイドボックスなシルエットとは異なり、非常に綺麗なシルエットで、ボタンを開けて着た際の前に流れるシルエットは秀逸です。

生地は2/72 super100'sのウールサージを使用。
綾目が45度程度で温かみのある優しい風合いが特徴。
(スーツは高いアイテムなので高級素材を使用することが一般的に好まれますが、繊維長が細いSUPER 140'Sを超えるウールやカシミヤ生地を使用した場合、着用頻度により肘や袖先にアタリが出やすい為、リップラップでは銘柄生地が全て良いとは考えておりません)
このウールに合わせて毛芯は極薄のものを別注して使用しています。
このためカーディガンを着ているような軽さ、柔らかな着心地を生み出しています。
ラペル裏には芯地をとめる"ハ刺し"と呼ばれるすくい縫いの技法を用いています。

ラペルはノッチドラペル。本切羽。
両胸内ポケット、左裾にも内ポケット有りです。
アメリカントラディショナルスタイルに習った段返り3ボタン(フロントボタンをとめる際は真ん中のみ)、ナチュラルショルダー、低めのゴージライン、胸下ノーダーツ仕様のセミボクシースタイル。シルエットは細すぎず、太すぎず。ある種デザインがベーシックなところが特徴。

冠婚葬祭のシーンに着用する為に、デザインが目立つスーツはクールではないと思い、場に浮かない事がスーツスタイルを提案。
裏地もキュプラにコットンが混ざったもので、テカテカしすぎず全体の雰囲気に合っています。

SMALL/ 着丈71.5cm 肩巾44cm 胸廻100cm 袖丈60.5cm ラペル巾8cm
MEDIUM/ 着丈73.5cm 肩巾45cm 胸廻103cm 袖丈62cm ラペル巾8cm
LARGE/ 着丈75.5cm 肩巾46cm 胸廻106cm 袖丈63.5cm ラペル巾8cm

ウール100%
裏地　コットン55%キュプラ45%

169cmサイズM着用

画像8はノータックスラックスと
画像9は2タックスラックスと合わせています。